こんばんは。秋の夜長は読書の秋、芸術の秋。みなさまいかがお過ごしでしょうか。映画「ダンケルク」観に行かないと…クリストファー・ノーランの世界観が超好き!今日はちょっとCOOLなDENちゃんです。
さてさて、先日も3週連続でやって参りました、チームKのホームコート。メインチーム、フレッシュともに今日も思いっきり、チームKさんと真っ向勝負させてもらっています。
ですが…メインチームの3試合目に悲しいアクシデントが。ゲーム中チームの大黒柱Yくんが、ゴール下の着地で左足を捻挫して全線離脱…。やはりY君がいない試合は劣勢に。
Mコーチのヘルプに入っていた親父達で、Y君をベンチまで担いで運んだ。Y君の左足は見る限り重傷…。相当なダメージを受けてしまった様だ。どうする、秋季大会まであと2週間。
バケツに水と氷を大量に入れてもらった。Y君は痛そうだ…。うっすら涙が見える。「試合にに出たいよ」って心の声が聞こえてくる。「わかってる、わかってるって…」もうすぐ秋季大会。今までがんばってきたのに、つらいよな、悔しいよな…って。
DENも昔、同じ経験をしたことがある。高3の時だったな。強豪校との大事な試合の前日に左足を捻挫。歩くのがやっとだった。痛いというより悔しかった。
すぐ病院にいって、痛み止めの注射打ってくれ、ってドクターに頼んだけど、打ってくれなかった…。軽い痛み止めを貰っただけ。本当悔しかった、悲しかった、情けなかった。思いっきりバスケが出来ないことに。
昨年の夏、ちょうど今頃。合宿あけに長男が両足、骨座礁(こつざしょう)という怪我に見舞われた。成長期のまだ柔らかい子供達の骨は、とにかくデリケートなんだ。
長男はそれから4ヶ月近くバスケが出来なかった。親子ともに辛い時期を過ごした。ずっとコートの脇で観ていること、仲間に追い抜かれていく感じと、チームの外にいる疎外感に苛まれた…。
でも、分かったことがある。それは、怪我は治る。必ず治る、そして予防できる。復帰後は怪我をする前より、肉体的にも精神的にも強くなるし、もっとバスケが好きになる。
誰よりもハングリーに、そして怪我に対する知恵と免疫が付いたん。だから、親子ともに怪我をする仲間に優しくなれる。共感力ってやつ。
最後の4Q…Y君は「試合に出たいんです、足はもう痛くないかもです」って言った。痛くない?嘘やろ?って思った。僕は止めた。「これは練習試合なんだよ…」って。でも、Y君の目は本気だった。
ただ、コートを真っ直ぐ見ていた。それ以上の言葉は不要だった。
せめてこれだけは…と思い、DENはY君の傷ついた左足にへたくそなテーピングを施した。本当にへたくそなテーピング。Y君が少しでも精神的に楽になればいいな、っていう気持ち程度の…。
MコーチもY君の気持ちを察して、ほんのわずかなプレイタイムを与えた。案の定、彼は足を引きずってすぐに戻ってきた。コーチとして判断は間違っていたかもしれない…。
でも、僕がコーチだったとしたら、同じ選択をしたかも知れない…って思った。
今は一日もはやく怪我を治すしかない。そして、こんな時こそみんなで何ができるか、真剣に考えよう!どんな逆境であっても、強いハートで挑んでいくんだってね。
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■編集後記
地球最後の決戦に向け、親父団フロント陣も一丸となっている。オヤジ達はこの最大の危機から地球を守れるのか!?
そして、亀ちゃんを中心に、日頃家に全く居場所のない勇気ある親父達がここに集結した!
100kgの甲羅型リュックを背負う亀ちゃん。その怒号が体育館に響いた。
「いくどー!O・Y・G・48!」
「ワン・ツー・スリー」
「ドールフィン!」🐬
そして、フレッシュの試合が始まった。さっきの親父達は…
うーん、危機感ゼロ。あんまし働いてねーな感…(´д`)
つづく