キセキノオヤジ物語!そして伝説へ…

あの幻のブログがレベルアップして帰ってきました!その名も「キセキノオヤジストーリーズ!(物語)」主にオヤジが日々バスケでメチャときめいたことを書く!「キモっ」言うな〜 (^^;) デンちゃんって呼ばれてますw ★下段のコメント欄への感想が少ないとボツ企画になっちゃうぞ。コメントあっほうが頑張っちゃうよ〜(´。`)

最後の詩 『 あの時、僕は 』 

僕たちの代は本当に人数が少なかった…。
だから、いつも学校でバスケに興味がありそうな子を探しては、スカウトすることしか考えていませんでした。

 


早いもので僕たちは、上木ガッツに入団してから5年と2ヶ月が経ちました。

私の息子は1年の冬、上木ガッツに入団したのですが、当時悲しいことに団員が激減する出来事がありました。

 

 

 

3月末頃には25人くらい居た団員は半分くらいになっていました。入団して間もなくの出来事だったので、団内で何が起こっていたのか全く知りませんし、誰に聞いて良いかもわかりませんでした。

 

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ただ一つ悟った事として、コートの外でも相手への思いやりの気持ちが無ければ、いろんな悲劇を生み出すということでした。

 

 

悲劇の後、最後に泣くのは子供達です。子供達はいたって仲良く、楽しくやっていても、急に退団することになります。

 

 

3月に入り、昨日も一人、今日も一人とガッツを辞めていきます。まさか、S君までも?バスケが嫌いになった訳じゃ無いのに…。

 


とにかく悲しい日々が続きました。当時の関係者の方がこの文章を読まれたなら、時効ということで許してください。

 

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当時、4年生になるR君の代、僕の記憶では4、5人元気な男子が居たのですが、気付けばR君一人になっていました。

 

 

当時、僕が彼の立場だったなら絶対に辞めていたと思います。だって、同じ学年の仲間が全員辞めてしまったのですから…。

 

 

でも彼はガッツを辞めませんでした。

 

 

「僕はバスケが好きだから続ける、辞めない」

 

と言っていたそうです。

 

 

それを聴いた時、僕は

 「この子が6年生になる時、絶対に寂しい思いをさせない、させてはならない!」

と、痛烈に思ったことを覚えています。

 


それから3年後、R君は3人に増えた同級生と、約30名の大所帯になった後輩達に見送られ、楽しく卒団していきました。

 

 

その悲劇が起こった当時、保護者のみなさんは誰を信じていいかわからない、誰が悪いのかわからない、という状況だったと思います。

 


少なくとも僕は毎日そう感じていました。今では信じられないと思いますが、当時、平日の練習終わりに迎えに行く父親は僕一人でした。

 


母達しか居ない体育館でしゃべる相手もなく、ずいぶん肩身の狭い思いをしていました…。

 

 

その頃、今僕には何ができるんだろう、と想い考えて始めたのが上木ガッツのホームページです。コーチ達には簡単な説明だけして、勝手に進めました。

 

 

これも時効だということで許してください。その時、上木ガッツに人を集めるにはこれしかない、自分にできることをやるしかなかったのです。

 

 

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「サッカーは外で練習してるからいいけど、バスケは体育館内で練習するから外から見えない。だから、人が集まらないんだよね」

 


という意見をよく耳にしました。でも僕はその意見に疑問を持っていました。

本当にそうなのかって?…

 


そしてある日、僕はその仮説を否定し、自分なりの新たな解を導き出す為、自分が得意とするブログで情報発信することを決意しました。

 

 

そして、少しづつ実行に移しました。その時その時、僕がコート脇で感じたことを、少なくてもいいから情報として記録し発信していきました。

 

 

きっと誰かが、このメッセージを受け取ってくれると信じて…。

 

 

今思えば、みんなの心の拠り所として、温かい何かが欲しかったんだと思います。そして、頼まれてもいないのに立候補して、卒団式で流すスライドショー作成もやらせて頂くようになりました。

 

 

僕はそういったコンテンツを書くこと、創ることが好きです。頑張っている子供達の様子や、そのコンテキスト(前後関係、背景、事情)を描き、情報として発信したかった。

 

 

そして、一人でも多くの親御さんが読んでくれれば良いな、仲良くなってくれれば嬉しいな、って単純に想っていました。

 


それが徐々に皆さんに浸透し、今は「共通認識」みたいなものになっていると感じています。

 


保護者のみなさんの話題として

 「あの親父ブログ読んだ?馬鹿だよねー、いい年こいてパフェ食ってねー。でも、なんか楽しそーだね」ってなれば、いいなぁって。

 

 

そしてありがたい事に、ガッツ以外の他チームの方からも「ブログ読んでます!」と声を掛けて頂ける様にもなりました。涙が出るほど嬉しかった…。

 

 

最初はいくつかの文字に過ぎなかったテキスト。それが石となり、池に拡がる大きな波紋のように、たくさんの人の心に想いを届けることができるようになりました。

 


そして、いつか2014年の春先に起こった悲しい出来事を振り返り、これを風化させないためにブログとして、書籍として、どうしても記録しておきたかったんです。

 

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このブログを最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

 

これが僕の上木ガッツ最後の記録となります。

 


だけど、物語はまだまだ続きます。

これから先は、バスケ好きな後輩たちがこの物語の続きを語ってくれることでしょう。

 


皆さんとは、またいつかどこかの交差点ですれ違うこともあるでしょう。

 


そして… 

最後はあのセリフで笑ってお別れしましょう!

 


「この6年間ありがとうございました!また機会があったらよろしくお願いします!」

 


「せーの…」

 

 

 

「ガッツ!」

 

 

 

2019.3.21

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